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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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石斑魚排風味便當・120元(約597円)

石斑魚排風味便當・120元(約597円)

 前回は、昨年も食べた台北餐務室の弁当を紹介しました。
 
 今年新しく登場したのが、「石斑魚排風味便當」です。「石斑魚」は直訳だと「ハタ」のことですが、台湾特産の「龍虎ハタ」を指していると思われます。「石斑魚排風味」と「龍虎ハタ風味のフライ」と表記していますが、食べてみた感じでは大雑把ですが「白身魚のフライ」です。

 学校の給食で食べた記憶がある「白身魚のフライ」と大きく違うのは、食べた時に白身に弾力があるところでしょうか。一口かじってホロホロ身が崩れるようなことがなく、歯応えがあるところがこの弁当のフライの特徴だと思います。魚特有の臭みもなく、おいしくいただけました。

 白身魚のフライは、皆さんなら市販のソースやタルタルソースが欲しいところだと思います。私は何にもつけず、そのまま食べましたが、付け合わせの野菜などに濃厚な味がついているものがあるので、なくても十分だと感じました。実は、これを2回食べていますが、2回目以降なら違う味でフライを味わってみたいと思いました。日本人なら、やっぱりウスターソースかタルタルソースでしょうか。


宜蘭風味便當・120元(約597円)

宜蘭風味便當・120元(約597円)

 ここからは、七堵餐務室の弁当を紹介します。「七堵」は、台北市から少し離れた基隆市にありますが、台北市東部の「南港」からだと電車で25~30分で移動できるところにあります。

 七堵餐務室が地理的に東寄りのところにあるからかもしれませんが、扱っているものが台北餐務室とは違う感があります。

 上の写真の「宜蘭風味便當」は、真ん中に鴨のローストしたものが乗った弁当ですが、全体の味付けは台北餐務室と若干違う感じでした。台北餐務室の弁当と比べ、甘みが強く出ており、全体的に味が濃いめになっているように感じました。特に左上にある団子のようなものが、甘味のついたクリームみたいなのが入っていて、ご飯と一緒に食べるのに違和感がありました。

 主菜の鴨や、その下にある炒り卵は塩味が抑えられて、食べやすかったのを付け加えておきます。


排骨便當・100元(約499円)

排骨便當・100元(約499円)

 前回紹介した台北餐務室の排骨經典便當と同じ内容の弁当です。大きく違うのは味付けで、上の写真の方が甘みが強めで、濃い味になっているように感じました。メインの排骨(骨付き豚肉)の外側も、あらかじめ下味がついていて、調理がされているようでした。


貼られていたメニュー

貼られていたメニュー

 前記の違いが気になって、色々話を聞いてみましたが、台北地区と宜蘭地区では味覚の違いがあるようで、弁当もそれに合わせて作られているようです。宜蘭地区は、全体的に濃い味が好まれるということだそうで、弁当も濃い味に作られているんだと感じました。


台北餐務室の排骨經典便當

台北餐務室の排骨經典便當

 台北国際旅行展と台湾美食展は、主催者が同じ台湾観光協会ですが、まさか台北国際旅行展で、食文化の違いを知ることになるとは思わず、新鮮な気持ちになりました。台湾の中でも、地域ごとに味覚や好みが単純に違うだけでなく、大きく違うこともあるのだと、この時はじめて知りました。

 沼にハマっていたからこそ、気づけたことかもしれませんが、この違いも今後しっかり見ていきたいと思いました。


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