ブラジル

ブラジル:サンパウロ

日下野 良武(くさかの よしたけ)

◎職業;ジャーナリスト、ブラジル文化研究家
◎居住都市;サンパウロ市(ブラジル国)

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

日本代表が得点するたびに喜ぶ日本人

日本代表が得点するたびに喜ぶ日本人

試合終了と共に「ワーッ」と歓声が起こった。応援していた皆が抱き合ってはしゃぐ。もう優勝したかのような騒ぎになった。1次リーグ最終戦で日本はデンマークを3―1で突き放し、決勝トーナメント進出を決めた。

サンパウロ市住宅街の一角「ブラジル別院南米本願寺」に日本人応援団三十数人が集まった。日本食レストランやバーではよく見掛けるが、お寺に集まって手作り料理を食べな
がらの応援は珍しい。



ブラジルと日本には12時間の時差がある。当地時間の24日午後3時半、試合が始まると同時に、参加者の目はテレビ画面にくぎ付け。子どもたちも一緒に一喜一憂だ。日本が前半2点目を入れた時、「信じられない」の声も出た。

日本の勝利が決まると、同寺の開教使の名和正悟さん(26)は「自分もサッカーを小学校時代からずっとやっていた。うれしい。3―0か4―0で勝っても良かったのでは」と口は滑らかだった。


タンバリンを打ち鳴らして応援していた雑誌編集長の細川多美子さん(48)は「負けたらこのお寺でお経を上げてもらおうかと思っていた。

ブラジルに住んで炳年。日本とブラジル両国がトーナメントへ行けるのでダブルでうれしい」と笑顔を見せた。

予想外の多得点勝利にサンパウロ市在住の日本人は大喜びだ。
(ジャーナリスト日下野良武)




レポーター「日下野 良武」の最近の記事

「ブラジル」の他の記事

  • 1585 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives