メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 21日に出火した不法ゴミ処理会社の消却処分場からの山火事ですが、未だに鎮火しておりません。
 22日の夜には季節外れの雷雨もあり、鎮火が望まれましたが、まだ火の衰えはないようです。

 23日には、その被害地域がすでに3000ヘクタールにも及んでいるとの発表もあり、5台のヘリコプターと29の地方消防部隊、300の消火器具(消防車のことか?)で対応しているとのことです。


市民に協力を求める消防隊

市民に協力を求める消防隊

 前線で消火活動をしている各地域からの消防隊員も大変です。
 昼夜を問わず、消火活動をしているのですが、そこはメキシコ。隊員たちへのケアがまったく整っておらず、半日、食料はおろか、水も果物も行き渡っていない状況がラジオやテレビなどの報道でされています。

 そこで即座に動き出すのがメキシコ市民。
 こういうときの対応は素早い!

 消火活動を頑張っている隊員さんに届けよう!と、水、食料、携帯可能な食料、埃や灰が入った目を洗う目薬、マスク、そういった、現場の彼らが必要なものをいち早く、いくつかの場所で募集し、届けに行っています。
 すごいフットワークの早さと協力!と関心しますが、でも待てよ、これって本当は政府、消防本部が行う事では???

 メキシコ。
 政府、お役所は当てにならないし役に立たないというのが通念。
 なので市民一人ひとりが動いた方が早くて効率的なのだそうです。

 (もうすでに十分以上に物が確保できたので、寄付はいいよ!とラジオでは言い始めました)


消防隊のみなさん、頼むで!

消防隊のみなさん、頼むで!

 23日夜を迎えていますが、まだ空にはもうもうとした煙。

 早く鎮火してくれる事を願っています。


煙は黄色く見えます

煙は黄色く見えます



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