公営住宅におけるシンガポール国旗の取扱説明書
2012.08.18 up
シンガポールのアイコンの一つ、公営住宅を彩る旗
8月9日のシンガポールのナショナルデーが終わりました。1965年にマレーシアから独立したシンガポールは、今年で独立47周年となりました。
毎年、メインイベントとしてマリーナベイエリアで行われるナショナルデーパレード、及び、ナショナルデーにちなんだ各種のイベントが、国を挙げて行われています。そして、シンガポール中が、赤白の国旗で満艦飾になるのも、この時期の風物詩。特に、HDBと呼ばれるシンガポール全土に立ち並ぶ公営住宅を彩る国旗の整列っぷりは、なかなか圧巻です。
不届きものの我が家の子供らは、この後、旗でヒーローごっこ・・・
公営住宅ではない我が家、シンガポールの国旗はどこでもらえるものなのかしら?なんて思っていたら、1か月ほど前にポストに、待望の国旗が投函されていました。近くの自治体が配布したものだそうです。さらにその中には、「HDBの住民のための国旗の取り扱い方」なる説明書が入っていました。
抜粋しますと、まず、基本情報として、「シンガポールの国旗は、1本の水平の線により上部が赤、下部が白の2つのセクションに沸かれています。旗の左手上部に、白の三日月と丸の形に並べられた5つの星が位置しています」とあります。なるほど、見たとおりですが、決して裏表間違えないように、念押ししてくれています。
旗と共に届けられた「取扱説明書」
旗の掲示の仕方として、「ナショナルデーのお祝いの期間にあたり、8月1日から8月31日の間に限り、制約なく旗を掲示することが認められる」「外壁に結びつける時には、内側から見て三日月と5つ星の部分が右手上部に来るように留意する」さらに、「他の旗やエンブレムなどを、旗の上もしくは右側に掲示してはならない。また、洗濯物やマットレスなどを旗の右側に干してはいけない」
そして、使用済みの旗については、「使い古されたり破損した旗を破棄してはならない。近くの自治会かコミュニティセンターに提出すること」とされています。
日本の国旗にも、このような取扱説明書があるのでしょうか?あるとしたら、是非目にしてみたいです。
あれ?どこぞの家では、旗の右側に洗濯物が・・・
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タグ:国旗、独立記念日
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