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牛に模した御輿のようなものを担いで
ネパールに数ある民族の中でもお祭好き!と言われるネワール族のガイ・ジャットラ(牛祭り)。毎年楽しみなお祭のひとつ。
その昔、息子を無くした王妃の悲しみを癒すために始まったと言われるこの祭りは、故人の供養をするとともに、賑やかに送り出すという意味合いもあるようで、大変賑やかなお祭りです。
同じネワール族でも土地が違うと祭りの様子もずいぶんと違います。今年はカトマンズから東へ12km、大変美しい町並みを残す古都、バクタプル(バドガオン)へ行ってきました!
ラケー(鬼)が!!
衣装や牛の仮装のスタイルはカトマンズと違い、この地方の手織物とシンボルカラーの黒を使った布で飾られた、お御輿のようなものを担いで街を練り歩きます。
それぞれの御輿は、個人の写真が飾られ、激しくリズミカルに打ち鳴らされる太鼓や鳴り物の音とともに狭い路地を行進します。
中にはラケー(鬼)も混ざって、舞いを見せてくれました。
まさに壮観。熱気が溢れる。
また、この行列に混ざってほかでは見られない踊りもまた見ものです。50cmほどの長い棒を打ち鳴らし、ヤッッ!と威勢良く掛け声をかけながら大人も子供も踊り歩きます。
行列と一緒に街を歩き、時のたつのも忘れてしまったひと時、街は熱気ムンムン、参加者も見に行った人たちも一様に興奮の渦に巻き込まれてのガイジャットラ、初日でした。祭りは8日間続き、最終日はクリシュナ・アスタミーというクリシュナ神の誕生を祝う日に幕を閉じます。
牛祭りの日…人里に下りてきた人食い鬼
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=2011816141745
悲しみを吹き飛ばす ネパールの「牛祭り」
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201082516369
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