フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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 一日を気持ちよくスタートさせるために、朝に何を飲みますか?
 スペイン人は、温かいミルクと合わせたコーヒー「カフェ・コン・レーチェ」を飲む人が多いです。
 ですが、ここ数年のコーヒー豆の高騰により、一杯のコーヒーも安くはなくなってきました。

 しかしながら、バルセロナのコーヒーのトレンドを牽引しているのは、単にコーヒーを飲むだけでなく、じっくり味わう体験を提供する店が増えた上、品質、産地、コールドブリューなどの抽出方法、そしてそれに伴う文化体験を楽しみたいというこだわりの消費者です。


市内の文化スペース、「ナウ・ボスティック」で開催されたイベントの様子

市内の文化スペース、「ナウ・ボスティック」で開催されたイベントの様子

 そんなバルセロナでは、2022年より、マイ・コーヒー・アワードというイベントが開催されるようになり、これを大々的に体験することができます。

 今年は、2025年11月7日から3日間で催されました。会場に入ると硬いプラスティック製のコップが提供されます。それを持って、会場内の50軒以上あるブースを回って、好きなだけ試飲できるので、コーヒー好きにはたまりません。

 自分好みのコーヒーテイストを発見できるチャンスです! 平日は特に、自分の店で使用するコーヒーを選ぶため来るプロの方も多いそうです。


 フランス人はエスプレッソが好きですが、スペイン人はミルク入りコーヒーを好む印象です。そして、各自ミルクの分量にかなりのこだわりを持っているようです。そのせいか、ラテアートを提供してくれるバリスタも多い。


スペインでは、頻繁にラテアートコンテストが開催される

スペインでは、頻繁にラテアートコンテストが開催される

 制限時間10分間で、大小6つのカップに3種類の絵を描き、競うのですが、ひとつずつ準備してコーヒーを淹(い)れることから始めるので、時間はかつかつです。審査員は4人。3人は模様やキャラクターのアート審査、1人は清潔度や器具の扱いについて評価していました。

 審査が終わると、会場の観客はそのラテアートの作品を賞味できて、親しみやすい雰囲気でした。


鷲・狼・兎のラテアート

鷲・狼・兎のラテアート

 私もプロのバリスタの美味しいカフェラテをご馳走になりました!

 カフェのバリスタにキレイな模様を描いてもらうようにお願いしたら、意外と喜んでしてくれるので、バルセロナに来たら、体験してみてくださいね


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