台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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台北市立中山女子高級中學(以下、略称の中山女高:ジョンシャンニュィガオ)の正門

台北市立中山女子高級中學(以下、略称の中山女高:ジョンシャンニュィガオ)の正門

 12月に入り、台湾の高校、大学では学園祭のシーズンを迎えました。各学校では、オリジナルグッズを制作・販売していますが、その中には人気が高く、学校外の人も思わず買いに行きたくなるようなものもあります。

 そこで、今回訪れたのは上の写真の中山女高。
 中山女高は、日本統治時代の1897年に台湾総督府国語学校第一附属学校女子分教場として開校。今年で創立117周年を迎え、台湾の女子校では進学が台湾一難しいと言われる台北市立第一女子高級中學と肩を並べる学校です。

 学校では、2年前の学園祭から期間限定で熊のぬいぐるみを販売していますが、これが「かわいい」という評判で、台湾の各媒体で紹介され、注目を集めました。
 私も、学校のホームページをこまめにチェックしながらチャンスをうかがっていましたが、12月1~5日の10:00~14:30、17:00~21:00と学園祭当日の6日に販売される、ということで買いに行ってきました。


学校の正門前にある受付

学校の正門前にある受付

 1枚目の写真の左側にある小さい門をくぐり、左へ向かうと、上の写真の受付にたどり着きます。ここでぬいぐるみを販売していて、私が訪れたときは、数人の生徒が買いに来ていました。

 ちなみに2年前は制服姿のみでしたが、昨年は制服姿と体操服姿にバレーボール(これは“国技”ならぬ“校技”だそうです)を持ったタイプが販売されました。

 さて、今年はどんなぬいぐるみが販売されたのでしょうか?

 以下、見ていきましょう!


恒例の熊さん

恒例の熊さん

 まずは毎年売っている制服姿のぬいぐるみ。
 こちらは330元(約1,248円)でした。

 熊の左足のウラに、学校の英語名「Zhong Shang Girl High School」」の略称である「ZSGH」と今年の西暦年号の「2014」が刺繍されているのが特徴です。


今年限定の熊さん

今年限定の熊さん

 もう一つはこちら。
 今年は、先住民族の衣装をまとっていて、350元(約1,324円)と、制服姿のものより20元(約76円)高い設定です。

 この衣装の熊は、生徒たちに台湾が多元民族の文化を持ったところであると同時に、そうした台湾の魅力を知り、母校がある台湾から世界へ羽ばたいて欲しいという願望から生まれたものです。


日本のみなさん、よろしく〜

日本のみなさん、よろしく〜

 この熊のぬいぐるみは、1体ずつ上の写真にある袋に入れられた状態で販売されていました。

 今度この熊たちに会えるのは、来年の11月下旬か12月初旬。
 制服姿以外では、どんな衣装でみなさんの前に現れるでしょうか。


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