富士山落書き、多くのインドネシア人が恥じ悲しんでいます
2014.08.31 up
merdeka.comより8/8の記事。「富士山に書かれたINDONESIAの文字が、インドネシア人に恥をかかせている」というタイトルで取り上げられています
8月初旬に見つかった富士山の石への落書き。INDONESIAという落書きがあり、他の言葉もインドネシア語だろうと言われています。
このニュースが日本で出たと同時に、インドネシアでも大きな話題となりました。ニュースでも多く取り上げられ「インドネシア人として恥ずかしい」という論調でした。大使や大臣にいたっては「これまで日イ関係は良好だったのに、これによって関係が悪化してしまうのではないか」と懸念を示したとのことです。
バンドンの道路ぎわの壁に描かれたイラスト。これは落書きではなく、許可を得て描かれたものです
私の友人知人もフェイスブックなどでこの件を取り上げ「恥ずかしい」「インドネシア人として謝ります」という書き込みをしていました。一般的にも「恥ずかしい」という声が多かったようですが、中には来年から施行される予定の「インドネシア人の日本訪問ビザ免除」が取り消されるのではないかと心配する声もありました。これまで日本へ観光したい場合は、煩雑な手続きを経てビザを取得しなければならなかったので、このビザが免除になるというのはインドネシア人にとって非常に喜ばしいこと。このことに水を差されるようなことになりかねないと考えているようです。
犯人がまだわからない中、インドネシア人と確定したわけではありませんが、少なくとも多くのインドネシア人はこの行為を恥じるべきだとし、怒り、詫びています。一部の人のせいで、日本でのインドネシアに対するイメージが悪くならなければいいのですが…。
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