ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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ネパールのヒンドゥー教徒にとって最大のお祭りダサインの大型連休に入っています。
多くの人が故郷に帰省して家族、親族が集い、勝利の女神ドゥルガに生贄を捧げてご馳走を作ったり、祝福を授け合います。新品の服を身につけて、お年玉をもらったり、凧揚げをするのは日本のお正月にそっくりです。


ティカとジャマラ(新芽)、お年玉のスタンバイOK!

ティカとジャマラ(新芽)、お年玉のスタンバイOK!

さて、このダサインのメインデイとなるのが「ビジャヤダサミ」祭りに入って10日目の日ですが、数日前になると新聞やテレビで暦上その年の祝福を授ける最も吉兆な時間が発表されます。

今年は10月22日の午前10時55分。ここから2時間が特によい時間ということで、いつもは時間に遅れがちなのんびり適当なネパール人たちもこのタイミングは逃しません。時間に遅れないように家長の元へ向かいます。


吉兆時間頃には道路も閑散。燃料不足も相変わらず未解決です。

吉兆時間頃には道路も閑散。燃料不足も相変わらず未解決です。

年長の者から順に家長から赤く染めた米を額に、力と繁栄の大麦の新芽を髪に挿し祝福を授けてもらいます。面白いのはテレビのニュースキャスターたちも祝福された姿でニュースを読んでいること。街を歩く人たちもみんな額が真っ赤です。

国民が一斉に同じ行事を行って、祝福に満ちた幸せな時間を過ごします。最近ではこの儀式にデジカメやスマホが参入し、半ばセルフィー撮影大会の様相となってきています。




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