バンドンの道から屋台が消える!?
2015.01.31 up
昼間は、おやつや軽食の売り子が並びます
東南アジアと言えば、屋台。インドネシアでも、食べ物や雑貨などの屋台(ワルン)が所狭しと並びます。しかしここ最近、以前は屋台でごちゃごちゃしていた我が町バンドンの道がさみしいぐらいにスッキリしています。やり手バンドン市長の指示により撤去されたとのこと。え?インドネシアの庶民文化でもある屋台を撤去?・・・と思いきや、きちんと別の場所を設定したというのです。
以前はモール前にたくさん並んでいた携帯電話カバーやさんもモールの地下へ
都市部では車の増加に伴い交通渋滞が深刻問題に。ショッピングモールなどの前では、駐車場に入りたい車に加え、乗合車やタクシーの停車、道端の屋台によってひどい渋滞になっていました。また、道端のごみも問題でした。そこでバンドン市長の提案で、モールの地下等に屋台のための場所を確保し、そこへ移動させることとなったのです。
食べるのにはちょっと暗くてさみしい感じもします…
モール総面積の10%を、この屋台と憩いの場(green space)に当てるよう指示が出たため、各モールでは急ピッチに工事が行われています。地下にある屋台・・・ちょっと残念な気もしますが、渋滞解消にはかなり役立っていると思います。通常の道では、もちろん変わらず道端に屋台が出ています。今後も町を整備しつつ、屋台文化もうまく残していってほしいものです。
以前は屋台でごちゃごちゃしていたモール前がスッキリ
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