ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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ネパール公式の暦では4月が新年となりますが、ネパールに暮らす民族それぞれの暦があり、11月頃から順番に新年を祝う行事が行われます。シェルパやタマン族など人口が多い民族の新年はネパール公式の暦でも祝日とされています。
西暦と一番近いの新年を祝うのが、12月30日山岳民族グルン族の「タムロサール」でこの日も祝日にあてられています。


グルン男性の民族衣装は襷がけスタイル

グルン男性の民族衣装は襷がけスタイル

ネパールのみならず、世界各地に住んでいるグルン族のコミュニティー内で毎年盛大に新年イベントが開催されます。広場にステージが設置され、コンサートやダンスのコンテスト、漫才などが披露され、出店が並び、年の始まりに民族の団結や繁栄を祈念する集会になっています。

最近はフェイスブックなどSNSで開催が呼びかけられ、カトマンズの中心部の会場には、主賓に首相を迎える巨大イベントと化しています。朝から民族衣装の晴れ着を着た人たちが行き交うので、この衣装を見ると「いよいよ今年も終わり、明日は日本の大晦日だなぁ」と思うようになりました。


晴れ着でイベント会場へお出かけ

晴れ着でイベント会場へお出かけ

ネパールで祭りや祝賀のおめでたいときに必ず額につける祝福の印「ティカ」ですが、グルン族はほかの民族と違ってに紅粉を使わない白なのです。材料は、米とヨーグルト、砂糖のみ。
おめでたい「ティカ」は赤では?と思うところですが、これがグルン族の固有の伝統だそうです。




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