あまりイメージがないかもしれませんが、オランダ人は野球好きです。サッカー人気にはかなわないものの、自国で野球の国際大会を開催するほど力を入れています。
その2年に一度開催される「ハーレム・ベースボールウィーク」（Haarlem Honkbal Week）が今年もハーレムで行われたので、我が家も野球観戦に行ってきました！
（オランダ語で野球はHonkbal）

観戦した試合は、なんと日本対オランダという見逃せない試合。
会場も満席でした。指定席ではなかったので危うく座り損ねそうになりましたが、幸運にも家族三人が並んで座れる席を確保。

これが当日のスターティングメンバー表です。特にナショナルチームでなくてはいけないという縛りはないので、日本人の選手たちは、社会人ではなく六大学野球からの選抜メンバーだったそうです。

遠目で見えにくいかもしれませんが、日本チームは「JAPAN」ではなく「TOKYO」とユニフォームの胸に表記していました。
（でも東京大学のみでなく、他の大学の方ももちろん参加されています）

この日はオランダには珍しく気持ちの良い快晴で、周囲の観客のテンションもどんどん上昇しているのがよく分かりました。
会場でお会いした別の日本人の方曰く、彼らが先に観戦した日豪戦は両国アウェーだったので日本を応援しやすかったそうです。
でもこの日は、会場の99％がオランダの応援で非常に肩身が狭かったです。日本の選手のみなさん、大声で応援できなくてごめんなさい。

そんな我々の応援が足りなかったのか、残念ながら試合は７対３でオランダの勝利。でもトーナメント戦ではなく、総当たりのリーグ戦なので、まだ総合結果は分かりません。
この後も、引き続き日本チームには頑張ってほしいと思います。

あと面白かったのが、ピッチャー交代の際の観客のセレモニー。
この画像の様に腕を前に出し、コミカルな音楽に合わせて膝を屈伸させるんです。日本とオランダどちらのチームに対しても行っていたので、お決まりの儀式のようでした。
国によってローカルルールがいろいろあって面白いですね。

参照：「Haarlem Honkbal Week」
http://honkbalweek.nl/

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