2年前の雪辱晴らす 台湾と日本の高校生の国際交流2018
2018.11.23 up
お迎えの様子
今年も10月19、20日にお茶の水女子大学付属高等学校(以下、お茶の水)が姉妹校の台北市立第一女子高級中學(以下、北一女)を訪れ、ホームステイを含めた交流活動を行いました。
私個人は2年前に続き、担当の先生から「両校代表のあいさつの通訳を担当する生徒(3年生)が来なかったら、やってもらえないだろうか?」と話がありました。そこで、準備中の2年生の生徒たちに聞いたら、その3年生の生徒が翌日の試験に備えるために来ないことが分かり、私が担当することが確定しました。
北一女の学校紹介の様子
お茶の水側の到着前に依頼があったことで、私も準備ができ、余裕を持って臨めました。また、開始直前に英語で楊世瑞校長とやり取りをしていた際に、間違えて聞こえてしまったものがあり(とどのつまり、私の英語の発音が悪いということです)、それで笑いが取れ、場の空気も和んでいったことも幸いしました。
撮影した写真は少なくなりましたが、2年前のような醜態をさらすことなく、どうにか終わることができ、楊校長からもお褒めの言葉を頂くことができました。
その後、学校紹介、記念品交換、校内散策、総統府近くにある台北賓館(いわゆる迎賓館のような施設)の視察を行いました。
ディスカッションの成果をまとめたボード
午後は、9グループに分かれてのデスカッション。気後れしないで、堂々と話せるようになった点を引率の先生に伺ったら、「以前と違い、生徒も学校としてもしっかり準備できるようになってきたからではないか」と話していました。
今回は、一部の生徒が電子辞書を使用していたのを見掛けました。これについては「より完全に近いものを求めてではないか」ということでした。
披露されたオタ芸
ディスカッション終了後は、北一女側はハーモニカ部の演奏と韓国文化研究会のK-POPのダンス、お茶の水側が東京音頭と上の写真のオタ芸を披露しました。オタ芸には、私だけでなく、北一女の生徒たちも驚いたようで、上の写真のように撮影している姿が見られました。
その後、両校の生徒代表によるあいさつになりましたが、ここではいろいろありました。
送別会の様子
まず、北一女側の生徒代表がしっかりとした日本語であいさつを行いましたが、内容がちまたで言われている「女子校あるある」を織り交ぜたものでした。その中で「女子校は言葉遣いがつい乱暴になり…」と触れた時に、以前アニメで覚えた日本語で豪快に話していた卒業生のある方を思い出し、笑いが止まらなくなってしまいました。
その後、お茶の水の生徒代表が中国語であいさつをしたのですが、途中でセリフが飛んで言葉に詰まってしまい、終了後に悔し涙を流していて、北一女の先生たちが慌てて歩み寄って優しく慰める姿がありました。
16:00からホームステイ活動に入り解散、翌20日の10:00に集合し、送別会でホームステイ活動の報告を行い、11:10にバスに乗り込んで、終了となりました。
私は2年前の悔しさを晴らすことができましたが、悔し涙を流した生徒代表の方は翌日も引きずっている感じでした。今後どのような形でこの時の悔しさを晴らしていくでしょうか。
そこが楽しみになってきた今年の交流活動でした。
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