新年金運アップのスープ
2018.01.07 up
2018年 明けましておめでとうございます!
新年の料理としてドイツでよく食べられるのは、レンズ豆のスープです。これはレンズ豆がお金(コイン)に似ていることから、お金がたくさん入ってきますようにという金運アップの縁起を担いでいるそうです。イタリアやスペインでも同じようにレンズ豆が食べられるようで、ヨーロッパ各地に広まっている風習なんですね。
ドイツでは、ジャガイモとソーセージが入っているのが特徴でしょうか。簡単な材料を煮込むだけ、たくさん作って来客があった時に出せ、一品でお腹がいっぱいになるスープです。レシピをご紹介します。
レンズ豆のスープ(6人分)
乾燥レンズ豆 250グラム
ジャガイモ 500グラム
タマネギ 1個
ニンジン 大1本
ソーセージ 4本
ベーコン 100グラム
スープの素 小さじ2
ワインビネガー 小さじ4
砂糖、塩、こしょう、クミンパウダー 少々
作り方
乾燥レンズ豆はザルに入れて洗う。
野菜類は全て細かく刻む。ソーセージも一口大に切る。
鍋に油を引き、ベーコン、ジャガイモ以外の野菜の順で炒め、レンズ豆と水2リットルを入れて弱火で45分煮込む。
ジャガイモを入れて、20分さらに弱火で煮る。
ワインビネガー、スープの素、塩、こしょうとクミンパウダー(これはお好みで)で味付け火を止める。
最後に切ったソーセージを入れて10分、そのまま温めて完成。
レンズ豆のスープの他に、北ドイツではGrünkohl(ケール)というビタミンが豊富な緑色の葉野菜を食べたり、ドイツ中東部では酢キャベツ/ザウアークラウトの煮込みや、大みそかに鯉を食べる風習があります。最近では、クリスマス、年末年始にかけてチーズフォンデュやラクレットをする家庭が増えているようです。
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