台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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当日のバス停と経路の変更を伝える看板

当日のバス停と経路の変更を伝える看板

 毎年旧暦の5月5、6日(今年は6月18、19日)になると淡水では清水祖師廟のお祭りが行われます。2011年5月に引っ越してから、住人として毎年接してきていますが、夜になると大音響で音楽をかけ、爆竹を豪快にバンバン鳴らし、打ち上げ花火もドンドンパンパン。

 挙げ句の果てに深夜1:00台に響き渡る花火&爆竹音。「事件か! 爆弾テロか!」と思えるほどで、何度も目が覚めることがありました。

 今は深夜に爆音が響き渡ることはありませんが、今年はこの様子を間近で見てきたので、紹介します。


大音響の源。音楽だけでなく、爆竹の音が出ているものもあります

大音響の源。音楽だけでなく、爆竹の音が出ているものもあります

 どうして毎年端午節の時期にこのようなお祭りを行うのか。少し調べてみたのですが、淡水の清水祖師廟にまつられている神様の誕生日を祝い、神様が全地区を歩くことで厄病神を取り払い、日々の平安を招くのが目的のようです。

 大音響も爆竹も、神様の通り道を清め、厄を追い払う意味があるようですが、その豪快っぷりは驚くばかりの世界でした。

*参考
http://tabitabi-taipei.com/more/2004/0625/index.html

http://www.tabitabi-taipei.com/more/2005/0614/

http://www.tabitabi-taipei.com/more/2006/0605/

http://www.tabitabi-taipei.com/more/2008/0613/

http://www.newtaipeiheritage.tw/Item/Detail/56d6c052-bd87-4bb1-b177-308587e53599

https://zh.wikipedia.org/wiki/淡水清水巖


これはまだ序の口

これはまだ序の口

 淡水の祭りの最大の見ものは、この煙。爆音とともに、このような形で煙が上がるのですが、この下では爆竹の燃えかすから赤い光が見えていることが多く、大丈夫かな…と思わずにいられませんでした。


中華風の獅子舞も披露

中華風の獅子舞も披露

 煙が上がっている傍らで、獅子舞も披露されました。こちらは、高校バスケのHBL、大学バスケのUBAでも見掛けますが、完成度が高く、暑さを忘れるほど見事な舞でした。


写真右側に注目

写真右側に注目

 煙が収まったと思ったら、その次は小さい打ち上げ花火。これはまだ小さい方で、音も花火のサイズも大きいものが上がることもありました。

 次は、煙の源である爆竹の様子を紹介します。


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