メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 近所にあった、以前、市の行政施設だった場所があり、2年前に移転とともにそこが市が運営する託児所となりました。その託児所の門には手書きで「国民保険に入っている働いているお母さん専用の無料託児所」とあります。

 メキシコでは3歳の幼稚園から始まる義務教育にかかる公立の学費は全て無料。幼稚園に入る前のお子さんのための託児所も、ここでは無料で行っています。

 日本で少子化が進むのは、託児施設や幼稚園、保育園など、未就学児童のための施設が少なく、入る条件も厳しかったり、費用が高かったりするのが原因とよく言われていますが、メキシコではその受け皿も多く、働きながらの育児はもっと楽にできているように思います。


市が運営する無料の託児所

市が運営する無料の託児所

 また、メキシコの家族のあり方も理由の一つのようです。複数世代同居が基本のメキシコでは、たとえ核家族であっても「お母さん」の家の近くに子どもたちが結婚して住み着く、つまり建物は別でも同じ町内に親兄弟親戚が固まって住むのが大多数。彼らに子どもができると、仕事の合間に実家に預けに行くというスタイルが多く、一族の中に常に赤ちゃんがいるのが普通の状態です。
家族の女性たちが自分たちの子育てを終えても、親族内の他の赤ちゃんの面倒を代わり番こに見るのが日常です。

 赤ちゃんや子を持つ若いお母さんがお友達とお出掛けする、夫婦で働く、そんな間でも、子どもの世話をしてくれる信頼できる大先輩たちが身の回りにいてくれるというのは何と心強いことでしょうか。

 御年95歳になる長老のおばあちゃんも、5人目のひ孫を抱いて今日もうれしそうにしています。





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