メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 みなさんが一般的にお持ちの「メキシコの食事」のイメージって、やっぱりお肉に辛いソースにトルティーヤ、なのでしょうか。

 もちろん、私もメキシコに暮らしてみるまではそうでした。毎日トルティーヤなの?飽きちゃうよ、って。ところがどっこい、住み始めるとそれが全く間違っていたことに気づきます(もちろん、トルティーヤが毎食出されるのは鉄板なのですが)。

 トルティーヤの存在とは、誰かが食事をしているテーブルには常にあるもの。逃げられません。


 その次に多く食されるのがパン。
 日本のようなイギリス式のふんわりした食パンは袋に入った大手メーカーのものがほとんど。むしろ、個人経営のパン屋さんからのものがメキシコ人のお好み。

 表面がバリッと香ばしく塩味の効いたバゲット風のビロテはグアダラハラ周辺特有のパン。全国的にはもう少しソフトで塩味も少ないボリージョ、平たい三つ山型のテレラなどが一般的な「食事のお供パン」。どれも一つ20円前後。


左から、テレラ、ボリージョ、ビロテ

左から、テレラ、ボリージョ、ビロテ

 ボリージョやテレラは、横半分に切ってからその中身を「美味しくないから」という理由でホジホジして(もったいないけど、大体これは犬にあげちゃう)、そこにフリホーレスをベースに「昨日の残り」のおかずを詰めて、簡易サンドイッチにしてお弁当に持って行きます。

 冷蔵庫にあるもので中身をホジホジして「純正メキシコサンドイッチ」を作ってもらいました。


もったいないけど中身を詰めたいのでホジホジして

もったいないけど中身を詰めたいのでホジホジして


フリホーレス、焼きチーズとハムの「純正メキシコサンドイッチ」

フリホーレス、焼きチーズとハムの「純正メキシコサンドイッチ」


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