メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 さて、このボリージョとビロテの違い。
 パン屋さんに聞くと「硬めで塩味が強いのがビロテ、そうでもないのがボリージョ。」ぐらい。グアダラハラ名物のお肉を挟んでトマトソースに浸して食べる「トルタ・アオガダ(溺れたサンドイッチ)」にはビロテ、その他の溺れていないサンドイッチにはボリージョかテレラ、となるんだとか。


街角で焼きたて熱々を売っています。

街角で焼きたて熱々を売っています。

 ちなみにこのビロテ、標高と気候の影響でグアダラハラ周辺でしか作れない(そんなことはないようなのですが)ことを、グアダラハラ人はことさら強調しています。

 これらビロテなどは街中のパン屋さん、スーパーの中の焼きたてパンコーナー、果ては毎日、朝から午後まで街角に大きなカゴを広げているパンのお姉さんから買えます。もっと便利なのは、朝晩と住宅地の隅々まで入り込んでバイクや自転車で売りにくるお兄さん。焼きたてを保温しながらなのであったかいパンが買えます。バターを塗るともう至福、軽く一個食べちゃいます。


一つ20-30円で買えるのでありがたいです

一つ20-30円で買えるのでありがたいです

 メキシコには面白い習慣が一つありまして。
 例えば地震が起きた時。メキシコ人は地震にあまり慣れていません。突然のグラグラにもうみんな驚いて建物から飛び出して行きます。
 そんな状況で「ボリージョ(ときにはビロテ)持ってかじりなさい!」とだれかがなだめる為に言うのですが、なんで地震で避難しなきゃいけないのにパン持って、しかも齧れって言うの?
 お母さんたち曰く、こういう心臓バクバクな驚いているときには、パンをかじると落ち着いて不安も消え去るんだ、とか。意外な利用方法です。




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