マスク作りに奮闘 着用が義務化
2020.05.07 up
裁縫好きドイツ人のママ友が作ったカラフルな手作りマスク。作り方 https://naehfrosch.de/mundschutz-selber-naehen/
4月27日から多くの州で、公共交通機関やスーパーなど店内でマスク着用が義務付けられています。当初ドイツ政府はマスク着用を推奨のみに留めましたが、それを受けた全16州は着用を義務化すると発表しました。
しかし、全土統一した決まりはなく、州によって規定が異なります。例えばベルリンでは着用の取り締まりや罰金は今の所ありません。一方、バイエルン州では警察が取り締まりを行い、着用していなかった場合、罰金150ユーロ(約1万8千円)が課せられます。
この規則は子供にも当てはまり、多くの州では6歳以上の就学児からマスクを着用するようにとしています。ザクセン-アンハルト州では2歳から着用となっています。
NDRテレビ局がDIYマスクの例として紹介しているマスク。https://www.ndr.de
縫い方の説明。ゴムは手に入りにくいため布紐タイプのマスク。
別タイプのマスクの作り方。日本の型紙よりもやはり鼻部分が高い!
ドイツではマスクをするという習慣が全くないため、まずマスク自体が非常に手に入りにくいです。薬局やドラッグストアで販売されていますが、売り切れの事が多いです。大手ドラッグストアで先日見かけた使い捨てマスクは、10枚入りで13ユーロ(約1560円)でしたが、品薄でした。
マスクでなくても、スカーフやバンダナなどで鼻と口を覆っていれば問題ありません。他人への感染を防ぐという意味で、ドイツでもやっとマスクの有効性が認識されています。
息子の学校では、5月4日以降、卒業試験を控える高学年から徐々に校舎での授業が再開されています。再開を前に、学校からは、生徒はマスクを2時間おきに交換すること、マスクは60度で洗濯可能なものを必要な分だけ用意するようにと連絡がありました。どこの家でもマスク準備が大きな課題になっています。
スーパーで売られている洗えるマスク。2枚入り20ユーロ(約2400円)。
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タグ:新型肺炎、コロナ、ドイツ
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