メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 メキシコ国内の感染者、死亡者数が増えていることを憂慮して、外出自粛が5月末までとされていますが、一方で学校教育を5月18日から再開してはどうか、という動きもあります。

 今回のCOVID-19で先陣を切り大変頼もしいリーダーシップを発揮しているハリスコ州知事は、国のその判断を否定し「少なくともハリスコは6月初旬まで学校は再開できる状態にはなれない」と断言しています。


 一方、市民の日常生活に不可欠な「生活に必須な業種」だけの営業が認められている中、頭を使って営業継続している「基礎的ではない業種」の人たちが増えてきています。

 この時期、営業を許可されている「生活に必須な業種」とは、食料品日用品店、薬局、スーパーマーケットになります。
 「その他」の業種は4月1日からずっと営業停止の措置が取られており、民芸品や家具店が多く並ぶ私の住む街の大半はシャッターが下りたままになっています。


バイクの修理工場だったはず

バイクの修理工場だったはず

 そのような中で、町の通りを車で走っていて気付いたのが、小さな野菜果物販売のお店。
 こんなところに野菜のお店なかったよね、と思っていたら実は「その他業種」の店舗一角に設けられた臨時野菜果物販売コーナーだったのです。
 
 個人経営のバイク修理工場、小さなネイルサロン、衣類販売店、靴屋さん、そういった「食品とは関係のない」営業停止を余儀なくされている店が、店舗の前面に野菜果物を置くことで「生活に必須な業種」として営業を続けています。


こじんまりと野菜果物を売っています

こじんまりと野菜果物を売っています

 営業している本人も、特に隠すことなく「こんな時だから、こうでもしないと店を開けられないからね。新形態、としてやってるよ」と教えてくれました。

 COVID-19の経済と生活が混乱している中、メキシコ人の食卓に不可欠なトマトは以前の5割増の値段と高騰していますが、こちらの店舗では「それ以前」の価格で販売をしていました。市民のとってもこれはありがたい。
 既存の青果店より品数は少ないものの、一通り揃えてある野菜と果物、しかもお値段もお買い得。どのように仕入れているかはもう、経営者の努力としか考えられません。

 様々な自粛、規制が続く中、市民もあれこれと知恵を働かせて生き延びる努力をしています。


いつもはネイルの見本が並ぶ場所に野菜、果物

いつもはネイルの見本が並ぶ場所に野菜、果物


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