今年もあっという間に終わろうとしています。ついこの間新年が始まったばかりだと思ったのですが…（苦笑）！

　１２月のヨーロッパといえばクリスマスマーケット。昨年はドイツのバイエルン地方にあるローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Ｒｏｔｈｅｎｂｕｒｇ　ｏｂ　ｄｅｒ　Ｔａｕｂｅｒ)という町を訪れました。

　クリスマスマーケットのみならず、その中世風な趣を感じる可愛らしい街並み、さらには「１年中クリスマス」な雰囲気もあって、日本のみならず世界中から観光客が訪れます。　

　到着したのは夕方だったのですが、薄暗くなると町はささやかなライトアップがされ、とても幻想的な雰囲気に。メルヘンな感じがする店も多くありました。

　さっそく宿泊していたホテルから近いクリスマスマーケットへ。ローテンブルクのクリスマスマーケットはそこまで大きくありませんが、１５世紀から続く、長い歴史があるマーケットなのだとか。

　途中で「シュネーバル」というドイツの伝統菓子の専門店前を通りかかりました。シュネーバルは直訳すると「雪玉」。その名の通り巨大なボール状の形をした揚げ菓子です。表面は様々なフレーバーで味付けされており、例えばパウダーシュガーやシナモン、チョコレートなどどれも美味しそう。値段は１個２．５～４ユーロ（約４５０円～７２０円）ほどでした。

　１個でも、揚げ菓子な上グレープフルーツほどの大きさがあるので、お腹にずっしり来ます。見た目もユニークで２カ月ぐらいまで日持ちするとのことで、お土産に持ち帰っても良いな、と思いました。

　さてこうしてやって来たクリスマスマーケット。ドイツへ来たら焼きソーセージとスパイス入りのホットワイン「グリューワイン」をいただかねばなりません！
　スタンド前で順番を待っている時になんと大雨が（泣）。でもソーセージとグリューワインは雨の中でもしっかり楽しんできました。
　
　その後も雨が降り続け、結局訪れようとしていたクリスマスグッズ専門店やクリスマス博物館、街歩きがほとんどできませんでした。いつか機会があれば、ローテンブルクをリベンジ再訪したいと思います。

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