メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 メキシコのグロッサリーストアのスナック菓子コーナー。
意外なことに、アメリカと比べてその面積が狭いのに驚いたもの一年前。
(アメリカのスーパーでは15mほどの陳列棚一杯に、あれやこれやのスナック菓子があふれていましたっけね)

 大手メーカーの「ナントカ味」なども多いのですが、メキシコ人のお好みは「Casero (=お家風)」、つまり、厚めで堅めの、ガリガリするポテトチップス。
 これ、この堅さがいいんですよ!(最近は日本でもこの堅めチップス、売れているようですよね)
 と、初めて買ってバリバリ、ビールのお供にした時「ん?味がしない」と気づいたのです。塩味がほとんどついてないのです。
 


サルサをたっぷりかけて

サルサをたっぷりかけて

 なぜかは、数日後判明しました。

 それは、「ポテトチップスには(にも)サルサ(ソース)をかける」から。

 写真は、オフィス近くのおばちゃんが、自宅の入り口で夕方になると売り始める「papas con salsa(ポテトチップスのサルサかけ)」。
 このサルサの気前の良さ!
 サルサの中身は「企業秘密」とのことですが、チレ(唐辛子)の一種、チポートレと、すっぱ辛い市販サルサがメイン。
 このチポートレ、チレでありながら、日本の出汁のような風味を持ち合わせる濃厚な味。それに酸味と何かフルーツの甘みが加わって、何とも言えぬ絶妙な風味。後を引くのが怖いところ。

 メキシコ人にとって、食卓にサルサは欠かせないもの。
 ということで、ポテトチップスも、サルサなしでは「食べられない」と、ここまで大胆にぶっかける、わけです。

 先日、このサルサを私なりに研究し、再現したところ、多くのメキシコ人に「これはイケる!」と太鼓判を押され、「レシピを教えて」とせがまれましたが、もちろんこれも私の「企業秘密」。
 いつかメキシコで「せつこ印」のサルサが流行る…かも?





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  • 3 コメント

3 - Comments

sabaより:

2009 年 11 月 22 日 09:15:58

この皿なら1分で完食できそうなくらい美味しそうですね。

ちなみに、これはやっぱり手でつまんで食べるのですか?

Setsuより:

2009 年 11 月 25 日 09:04:26

Saba様

いつもコメントありがとうございます!
一分は新記録ですね!
ええ、これは指をサルサでべっちゃべちゃにしながら、洋服にシミとかつけちゃいながらばりばり食べるんです。「止まらない!」んです。

sabaより:

2009 年 11 月 25 日 13:32:31

Setsuさん、どうもです。
じゃあ、隣の書類に気をつけてくださいね。
書類がべちゃべちゃにならないように。

あー、食べてみたいナー。

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