メキシコは太陽いっぱいの国ですし、肥沃な大地も広がっているため「お腹がすけば山に行き、なっている果物をいただく」とてもナチュラルな生活ができる場所。
　現実的にそんな宝の山が近くになくても、市場に行けば常に豊富な果物が山積みにされています。
　季節によって出回るものもありますが、オレンジ、グレープフルーツ、スイカ、バナナ、パイナップルなどは通年豊富に揃っています。

　写真右側のサクランボのようなものは「シルエラ」と言って、味もサクランボのようですが、かなり「お通じ」に効くらしく、毎朝おトイレで悩む女性たちの強い味方だそうです。今の時期限定。

　こちらはピタヤと呼ばれるサボテンの実。
　食用のうちわサボテンの先っぽに、いぼのように花が咲き、その後に膨らむ部分です。表皮はサボテンと同じ緑か濃い茶色。中を切ると、ちょっとびっくりするような赤だったり、ショッキングピンクだったり、まっ白だったりします。
　お味は、ん～～～、なんでしょう、梨のような軽い甘みで酸味のないキウイフルーツのような感じでしょうか。中の黒いつぶつぶも（私は）大して気にならないので、スプーンですくっていただきます。
　これも４月中旬から雨期の前、５月下旬までの短い期間しか出回りません。

　こちらもやはり春先から雨期までがメインのマンゴー。
　サイズや種類もさまざまで、子供の握りこぶし程度のものから大人の両手サイズまで、緑の早生や黄色、赤くなるものまで種類と名前が覚えきれません。（写真の緑はリモン）

　このマンゴー、食べて落涙。
　日本で食べていたマンゴーの味を忘れてしまいそうなほど濃厚で、よく朝食などに大きな物２つを切って、それだけで満足な食事になるほどです。
　そして…値段を言ってしまうと怒られそうですが、桁が１つ違います。

　食べたい方。はい、メキシコに遊びに来てください。

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