ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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サンパウロ州の海岸で凧揚げをしながら凧を売る人。海岸でもよく凧揚げで遊ぶ少年がいる

サンパウロ州の海岸で凧揚げをしながら凧を売る人。海岸でもよく凧揚げで遊ぶ少年がいる

 我が家の近所のブラジル人少年は、風さえあればよく凧揚げをします。凧はポルトガル語では「ピパpipa」と言われます。
 
 凧は近所の文房具店や雑貨店で1レアル(約50円)から売っています。細い竹ヒゴのような軸に、薄い紙を貼り付けただけのシンプルなもので、ビニールで作った尾の部分と糸を自分で結び付けて遊びます。
 一瞬、こんなので飛ぶのかな?と思いますが、上手に飛ばす子どもたちが多く、空に上がると自在に上げ下げしたり、ケンカ凧のようなこともしています。

 


近所の公園で凧揚げを始めた少年。大きな木があるのも気にしない!

近所の公園で凧揚げを始めた少年。大きな木があるのも気にしない!

 ブラジルの子どもたちはあまり場所を構わず凧揚げをします。電線や大きな木があってもお構いなしで、見ている方が心配になります…そして、やっぱり引っかかってしまいます。


木に引っかかった凧を取るお父さん

木に引っかかった凧を取るお父さん

 先日も公園で凧揚げを始めた少年がいましたが、木に引っかかってしまい、お父さんが木の枝で凧を取っている光景がありました。
 
 そんなこんなで、サンパウロの住宅街の電線や木には、よく凧が引っかかった跡を示す、尾の部分の黒いビニール袋が絡み付いています。


凧の尾が電信柱の左側(黒いビニール)に、赤い凧が電信柱の右側に絡み付いている

凧の尾が電信柱の左側(黒いビニール)に、赤い凧が電信柱の右側に絡み付いている


電線に引っかかった凧

電線に引っかかった凧


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