カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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ワシントン共同からのニュースを伝える記事

ワシントン共同からのニュースを伝える記事

米下院で採決した「国際結婚が破綻(はたん)した夫婦の一方が無断で子どもを日本に連れ帰る事例を『拉致』と非難」した決議についてです。

記事では、「1994年以降、米国籍の子ども300人が不当に日本に連れ去られ、残された親は面会などの権利を奪われたと指摘」となっています。明記されていませんが、問題になっているのは、一般的に女性側が子どもを連れ帰るケースです。

カナダでも子どもについての権利はハーグ条約に従い、米国同様の扱いです。カナダ人と結婚してカナダで暮らしていますが、直接よく知っているような人で、離婚などで、日本に帰国した友人、知人はいません。離婚しても、カナダに残っている人ばかりです。

ですから、記事にあったような拉致騒ぎは直接には知りませんが、カナダでも当然、同様の問題は起きているらしく、現地の報道で見たこともあります。

日本人を特に警戒しているのではないでしょうが、子どもを連れて夫抜きで里帰りするときは、空港で夫が同意しているかも聞かれます。ですから、夫に「同意の上での里帰り」と一筆、書いてもらって帰ります。


入管を出た外には夫が待っているのですが……。

入管を出た外には夫が待っているのですが……。

ただし、不思議なのは、これまでの経験では、止められるのは出国のときではなく、入国時。

入国のときに聞いても、帰ってきてるんだからいいじゃない?と思うのは、日本人的な考えなのでしょうか。

ちなみに、前回は「お父さんはどこにいるのか?」と子どもに聞いて、私が答えようとすると止められました。「ゲートを出たところで待っている」と答えてくれたので問題なしだけど、「知らない」なんて答えだったら、揉めたのかもしれません。





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