地雷による死亡者ゼロ−地雷除去への道のり

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カンボジア：プノンペン

松倉洋海(まつくらひろみ)

職業…カンボジアのNGO「CIESF(一般財団法人カンボジア国際教育支援基金)」の事務局員
居住都市…プノンペン（カンボジア）

2010.01.29 up

カンボジアの地雷原

昨年11月は、地雷による死亡者がついに月間ゼロとなりました。
カンボジア地雷不発弾被害者情報機構（CMVIS）によってこの報告が発表されました。
カンボジア和平以降で、初めてのことです。

地雷被害者たちの民族楽器演奏

不発弾等の爆発物による被害者は毎月10人前後います。
それでも未だ「内戦」というイメージの残るカンボジアの明るい宣伝材料だと思います。

地雷博物館の展示用　除去地雷

カンボジアは20年にも及ぶ内戦を経験しました。
400～600万個の地雷が埋められています。
今のペースで全て除去するには、200年とも400年とも言われてています。

内戦時代のポルポト兵を表した人形

こうした地雷は主にタイとの国境付近にある山岳地帯に集中しています。
日本を始めとする各国の支援で除去作業は今も続けられています。
いつの日にか、地雷のない安全な国へと変わっていってほしいと願います。

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タグ：カンボジア,地雷,内戦,地雷博物館

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