台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

MRT市政府(シージェンフー)駅の出入口の様子

MRT市政府(シージェンフー)駅の出入口の様子

 前回紹介した台北市政府(市役所)のステージから、MRTで国旗掲揚式典のある総統府へ移動しようと考えていました。

 しかし、考えが甘かった…

 イベント中、周辺の道路とMRT市政府駅を19:00に閉鎖していたため、終了と同時に観衆が殺到し、上の写真のようにあふれ返る凄まじい状態になりました。

 これを見て、駅構内に入って乗車するまでに軽く30分はかかるだろうと判断し、MRTでの移動をすぐ断念し、総統府がある台北駅方面へ歩いて移動することにしました。


MRT國父紀念館(グウォーフージニェングワン)駅の出入口の様子

MRT國父紀念館(グウォーフージニェングワン)駅の出入口の様子

 そうして歩くこと10分程度。MRTの國父紀念館駅へ到着しました。
 ここも上の写真のように人であふれ返っていました。

 前の市政府駅で、人であふれ返っている様子を見ているので、ホームにたどり着いたとしても、乗車までに時間がかかるのは確実。ここでも仕方なく断念。

 気合を入れ、もう一度台北駅方面へ歩く事にしました。


MRT忠孝敦化(ジョンシャオドゥンフワー)駅の出入口の様子

MRT忠孝敦化(ジョンシャオドゥンフワー)駅の出入口の様子

 そうして歩くこと約10分。
 MRTの忠孝敦化駅へ到着しました。
 ここも着いてみれば上の写真。

 市政府駅からの混雑を引きずっているのは間違いないので、ここでも乗車を断念し、もう一度気合を入れ、歩きました。


MRT忠孝復興駅の地下改札口前にできた行列

MRT忠孝復興駅の地下改札口前にできた行列

 MRTの忠孝敦化駅~忠孝復興駅までは、地下街でつながっているので、外の寒さとでこぼこの悪路を避けるため、そこを歩きました。そこでは、移動を断念して地下街に備え付けてあるベンチで、休憩を取る人だけでなく、完全に寝ている人達を多く見かけました。

 それを横目に前へ進み、見えたのは、上の写真の長い列。
 手前にあるコンビニの列かと思いきや、こちらも駅へ入り切れなくてあふれた人達の列。

 ここでも乗車を断念し、地上へ上がりました。


MRT台北車站(タイペイチャージャン)駅より

MRT台北車站(タイペイチャージャン)駅より

 地上へ上がり、近くのバス停へ向かいました。
 バスを待つ人が多くいるだけでなく、通常は深夜走っていないバスも、珍しく日中とほぼ同じ頻度で来ていたからです。

 そうしてバスを待つこと約10分。

 半ば強引ですが、バスに乗り込むことができました。
 この辺りは、日本の満員電車で鍛えた経験が生きました。

 そこから台北駅までは、約15分程度で到着。
 上の写真の時計にもありますが、この時3:21。普段なら寝ている時間です。
 人ごみをかき分けてMRTで中正紀念堂(ジョンジェンジーニェンタン)駅へ移動し、3:45に国旗掲揚式典会場の総統府に到着しました。

 台北101の花火撮影で、この近くに住む知人宅に荷物を預けたため、そこで荷物を取りに行ってから、約2時間かけて移動したことになります。通常は、MRTを使うにせよ、バスを使うにせよ、1時間以内で到着する場所です。

 ひたすら歩きまくったおかげで、足首は痛くなり、膝はガクガク。

 でも、式典開始まで待たなければなりません。
 そこまでは……


 次回に続く


レポーター「小川 聖市」の最近の記事

「台湾」の他の記事

  • 1294 ビュー
  • 1 コメント

1 - Comments

麻豆阿洋より:

2011 年 01 月 12 日 19:03:29

台湾の伝統文化
http://www.youtube.com/watch?v=Qv6vplZoYlo

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives