ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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一般的な真っ直ぐ縦に長いタイプと巻いたタイプの蛍光灯

一般的な真っ直ぐ縦に長いタイプと巻いたタイプの蛍光灯

 サンパウロでごく一般的な電気雑貨屋さんなどに行って、最も多く目に付く電球(蛍光灯)は、長さ10~15センチメートルほどの縦長タイプです。真っ直ぐ縦に長いものもあれば、巻いた状態になって長さを短縮しているようなタイプもあります(写真を参照)。
 蛍光灯と白熱灯タイプの色があり、エコノミーザ(経済的、つまり節電できて長期間使えるという意味)と書かれている商品が主流です。
 たまに路上の片隅の露天で安売りしている商品を購入してみると、電灯が灯る期間がかなり短かったりして、まさに安物買いの銭失い、結局はエコノミーザではなくなるため、できるだけ信用できる店で買った方が安心です。


電気工具店で販売されている蛍光灯を差し込んだ照明器具

電気工具店で販売されている蛍光灯を差し込んだ照明器具

 電気のカバーはブラジルにも様々なタイプがあります。豪華なシャンデリアから電球を覆う小さな傘がついたものまで、照明器具専門店に行けば多種多様に揃えられています。
 電気カバーの中には前述の縦長の蛍光灯か、丸い電球を回して差し込むのが一般的です。
 
 ブラジルにある照明器具の中で、個人の自宅や宿泊施設などでよく見かけるタイプの一つに、照明器具の上にプロペラのついたものがあります。ブラジルは湿度が低く、クーラーが絶対に必要という気候ではありませんが、熱帯夜の日もあり、そのような日には、天井で回るプロペラが部屋に快適な風を送ってくれます。かなり暑い日でも、風を当たり続けていると寒くなるくらい冷房効果があります。
 ただ、古い宿泊施設に備えられているようなプロペラは、ガタガタとゆれながら回っていることもあり、熱くてもプロペラを回しながら寝ていると夜中に落ちてくるのではないかという心配から、気にしているとなかなか眠れないこともあります。


プロペラのついたタイプの照明器具

プロペラのついたタイプの照明器具

 引っ越したばかりの家では、電気の流れてくる銅線が通してある丸い穴が天井に開いています。そこの線を電気カバーの根元につなぎます。馴れるまではつなぎ方も分かりにくく、ブラジルの天井は高いため、高いはしごを借りて管理人さんや馴れた人にお願いした方が手っ取り早く設置できます。


電気の通る銅線が見える家屋の天井に開いた穴

電気の通る銅線が見える家屋の天井に開いた穴



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