ドイツ

ドイツ:バーデン・バーデン

上原 飛鳥(うえはら あすか)

職業…旅行会社
居住都市…バーデン・バーデン

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噴水を囲んで輪がどんどん大きくなっていきました

噴水を囲んで輪がどんどん大きくなっていきました

ちょうど今から150年前の1861年に、日本とドイツ(当時プロイセン)の間で初めて修好通商条約が結ばれました。今年2011年は記念すべき日独交流の年で、各地で様々なイベントが催されています。
フランクフルトでも、7月15日(土曜)に町の中心部、リープフラウエンベルグ広場で盆踊り大会が開かれました。


扇を使った大漁唄い込み(斉太郎節)

扇を使った大漁唄い込み(斉太郎節)


浴衣や夏の涼しげな着物を着た皆さんが優雅に踊ります

浴衣や夏の涼しげな着物を着た皆さんが優雅に踊ります

全員でまず、フランクフルト音頭、東京音頭を踊りました。そのあと相馬盆唄、南部牛追い唄、大漁唄い込み(斉太郎節)の曲が流れました。
南部牛追い唄は、東北地方の唄です。曲が流れている間、東日本大震災で亡くなった方々を思い、参加者全員が黙祷を捧げました。


参加者の皆さんです。

参加者の皆さんです。

14時から17時までの3時間、教会前の広場で噴水を囲みながら盆踊りが続きました。初めて踊る日本人やドイツ人の参加者のために、途中練習タイムもありました。
徐々に盆踊りの輪が大きくなり、最初は1列だった輪が最後には3列に増えました。


なでしこジャパンのメンバーがサインした東北応援メッセージ

なでしこジャパンのメンバーがサインした東北応援メッセージ

日独交流150周年を記念しての催しものでしたが、3月に起きた東日本大震災の犠牲者の方々と未だに故郷に帰れないで避難所生活を続けられる皆さんの事を思い、また翌日17日(日曜)にフランクフルトで女子サッカーワールドカップの決勝を戦う、なでしこジャパンの健闘を祈りながら「がんばれニッポン!」のエールを込めて踊った盆踊りでした。


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