ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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優勝を喜ぶコリンチャンスファンのブラジルの人々

優勝を喜ぶコリンチャンスファンのブラジルの人々

 2012年のトヨタ・クラブワールドカップに優勝したコリンチャンス。
 ブラジル、サンパウロの熱烈なコリンチャンスファンの応援が、地球の反対にある日本まで届いた賜物とも言えそうな、決勝戦前後の日曜日でした。


コリンチャンスのロゴマーク入りの服を着た母娘

コリンチャンスのロゴマーク入りの服を着た母娘

 いつもは土曜の夜更かしの後で静かな日曜の朝を迎えるサンパウロも、クラブW杯決勝の朝は違いました。

 ブラジル時間16日午前8時半(日本時間午後7時半)スタートの決勝戦の3時間近く前から、目覚まし時計の代わりのように、時折、打ち上げ花火が早朝のサンパウロの空に響き始めていました。準決勝の日と同じく、試合30分前から庶民の住宅街の合間では、どこからともなくスピーカーからサンバのリズムが流れてきました。

 試合前には外の通りやスーパーで見かけていた人々も、試合中にはぐっと減っていました。

 後半24分、コリンチャンスに得点が入ると、いつものコリンチャンス戦同様に、住宅街のあちらこちらで大きな爆竹のような音を立てながら打ち上げ花火が上がり、優勝が決まると、「コ・リンチャーンス!!」という掛け声とともに、車やバイクの警笛を鳴らしながらコリンチャンスの旗を振り回して道路を走り過ぎる人があちらこちらで現れました。優勝後も数時間、時々花火の音が響き、車の警笛が鳴り響いていました。熱狂的なファンが問題を起こさないように、要所では警察も現れていました。

 ワールドカップでブラジル代表を応援する市民の姿も元気がいいですが、同じくらいコリンチャンスファンだけでパワー十分です。

 コリンチャンスファンの多い地区では、いたるところにコリンチャンスのユニフォームを着用した人に出会う日曜日となりました。バールでたむろしていたコリンチャンスファンからは、日本での優勝ということで、日本人と見ると「バンザ~イ」と言われるような一日でした。


コリンチャンス優勝パーティーのための買い物袋を持つ家族や仲間

コリンチャンス優勝パーティーのための買い物袋を持つ家族や仲間


コリンチャンスファンのブラジルの女性たち

コリンチャンスファンのブラジルの女性たち


優勝後にコリンチャンスのロゴのついた服を着て警笛を鳴らしながらバイクで走るコリンチャンスファン。通りの角には警察が白バイを乗り付けて見張っている。

優勝後にコリンチャンスのロゴのついた服を着て警笛を鳴らしながらバイクで走るコリンチャンスファン。通りの角には警察が白バイを乗り付けて見張っている。


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