台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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台北市内にある一風堂

台北市内にある一風堂

 日本だけでなく、ニューヨーク、ソウル、シンガポールなどにもチェーン店がある一風堂の台北店が、5月3日にオープンを迎えます。
 場所は、MRT中山(ジョンシャン)駅の3番出口を出て、5分くらいのところ。バス停・中山市場(ジョンシャンシーチャン)駅の向かい側にある、と記せば分かっていただけるでしょうか。
 台北駅からも歩いて移動できるエリアにあり、交通の不便さを感じさせない場所にあります。

 4月26日から5月1日まで、時間帯を限ってプレオープンする、ということで、28日の夜に行ってきました。


28日17:10頃の様子

28日17:10頃の様子

 16:00頃に行ったときは誰もいませんでしたが、17:10頃には、上の写真のように多くの人が並んでいました。その後も並ぶ人がどんどん増えていったことから、急遽30分早めてのオープンとなりました。

 私は、40分ぐらい並んだ後でお店の中に入ることができました。
 中では、日本ならでは、と言えるくらいの威勢と元気がいいかけ声が聞かれ、日本に帰ってきたような懐かしさがありました。

 ラーメンのメニューは、白丸元味・200元(約549円)、赤丸新味と一風堂からか麺・各230元(約632円)の3種類。私は白丸元味を注文しました。シンプルなラーメンの味を堪能したかったからですが、周囲を見渡すと、赤丸新味を注文している人が多かったように見えました。

 ラーメンの味は、塩味が抑えられているので、日本のラーメンの印象で食べに行くと、少々物足りない感じがすると思います。
 台湾人の日本のラーメンの印象で、一番多く聞かれるのが「しょっぱい」というもの。この部分は他の日系ラーメン屋さんでも、敏感になっていますが、一風堂はそれを意識しすぎているかな…という気がしました。

 プレオープンの段階なので、5月3日の正式オープン後に変わるかもしれませんが、これまで訪れた他の日系ラーメン店と、その部分で違う印象を持ちました。

 現在、台北は日系ラーメン店の出店ブームで、入口の前に列ができるくらいの人気が出ています。一風堂は、そのブームに乗っかった格好で正式オープンを迎えますが、プレオープンで出てきた課題を修正し、台湾で着実に足場を固めていくことができるでしょうか。
 
 一風堂・台北の今後に注目です。





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