カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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こんな状態のスニーカーをあちこちで目にします

こんな状態のスニーカーをあちこちで目にします

バンクーバーのあちこちで、電線に掛けられたスニーカーを見かけます。
通常は、1足、あるいはせいぜい2足で、画像で紹介したように8足も掛かっていることは、めったにありません。

写真を撮った場所も当初は1足でしたが、どんどん増えて、実は今、9足。もうすぐ二桁に突入します。

「誰かが要らなくなった、スニーカーを投げてるのかしら」と思っていましたが、22歳の姪と散歩していたとき、「スニーカーの掛かっている電線のところは、ギャングの縄張りの境界と聞いたことがある」と言っていました。

ただし、この写真を撮った場所は縄張りの境界にしては不思議な場所です。「都市伝説だろうね」と二人で話しをしていました。

「一体、誰が何の目的で?」「停電の原因になったりしないのかな」、「電気会社も放置しているのだな」など、疑問はつきません。そこで、ウィキペディアで調べたら、なんと項目がありました。Shoe tossing(靴投げ)というそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Shoe_tossing

読むと、田舎、都市部にかかわらず米国全体で行われていることとあります。エアスプレーによる落書きをグラフィティと呼ぶことから、シューフィティという言葉もいつの間にかできていました。

理由については、幾つかの説がありました。
・いじめっ子が、いじめの対象の靴を取って投げた。
・ヘロインが手に入る場所
・ギャング関連の殺人があった場所
などなど。

物騒なうわさが多々登場しますが、この写真を撮った場所はいつものどかな普通の公園なので、該当するとは思えません。

なぜ、こんなことをしているのか聞くことができるので、いつか投げているところに遭遇したいものです。






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  • 2 コメント

2 - Comments

Sesuより:

2013 年 08 月 19 日 13:29:06

メキシコ以南だけかと思いました、この靴引っ掛け!
メキシコでは、ギャングの縄張り説もですが、もっと物騒で、ギャング、若者ギャングの抗争で命を落とした人の家の前に引っかかっている、との説が有力。

どちらの説が正しいのかは分かりませんが、言える事は、あまり治安の良くない地域に多く見られるということですね。

大浦より:

2013 年 08 月 29 日 18:28:56

 ブラジルもです!!アメリカ大陸に伝染しているんでしょうか?
参↓
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201231622260

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