アメリカ

アメリカ:サンフランシスコ

サンチェス恵梨香(サンチェスエリカ)

職業…フリーランス、
居住都市…サンフランシスコ市、アメリカ

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私の馴染みのバル

私の馴染みのバル

スペインといえばバル(大衆居酒屋やカフェ的な存在)で有名です。
バルはスペインにとっては飲食はもちろん、人々との交流の場でもあるとても重要な存在です。
陽気な国スペインでは、バルで店主とお話したり、気軽に知らない人ともお話したりします。バルは出会いや別れが繰り返される場所でもあります。


私も近所のバルにオリンピックのサッカーの試合のテレビ中継を見に行った際は、そこに来ていたスペイン人親子と友人になりました。その時は“日本VSスペイン”の試合で日本が勝ちました。それでも気づいたらそのスペイン人の親子と仲良くなっていました。
その親子はバケーション中で、セビージャからここロタ市に数週間の滞在目的で来ていました。その親子の娘さんと私の娘も意気投合し、一緒に楽しく遊び始めました。娘にとってもバルでの素敵な出会になったことでしょう。
それ以外でもバルで色んな人とお話したり、情報交換をしたりすることが度々あります。

バルの店員さんもフレンドリーな方が多く、気軽に行きやすいのも魅力です。
地元の人達にとっても、馴染みのバルで色んな人と出会い、交流することは楽しみのひとつではないでしょうか。

その証拠に不況で経済的に苦しんでいるスペイン人ですが、この不況の中でもバルへ行く回数はあまり減っていないとの調査報告があるそうです。
それよりも他の娯楽や趣味を切り詰めて生活しているそうです。
ここ40%の失業率といわれているカディス地方ですが、それでもそれぞれのバルには毎日わりと多くの人が出入りしているように感じます。

バルでは出会いもあれば別れもあります。
やはり引っ越しや転勤などでこの土地を去るときは、馴染みのバルにお別れを告げに行くことも多いのではないでしょうか。
また新しい土地で、バルでの新しい出会いがあることを信じて。


この不況の中でもバルに人が沢山座っています

この不況の中でもバルに人が沢山座っています




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