袋を開けると懐かしい「南部せんべい」のような香りがするんです。
Gナッツパウダーはウガンダ国内で最も一般的なGナッツ調味料かもしれません。先日ご紹介したGナッツペーストとは異なり、コクは控えめですが香ばしく、食材の味を引き立てます。日本風に言うならペーストは味噌、パウダーは醤油…という使い勝手でしょうか。私が住む街ではペーストの方が主流ですが、少ないながらもパウダーも売られています。価格は一袋500ウガンダシリング(約18円)から。
この量で2000ウガンダシリング(約70円)。味はジャガイモに近い。
地元の人々はこのパウダーと「マトケ」と呼ばれる青バナナを他の野菜と煮込んだ「カトゴ」という料理を、主に朝、食べます。旅行で早朝にバスに乗る時など、バス乗り場の近くの食堂からはカトゴを作る香ばしい香りが漂ってきます。
カトゴの材料は、地方、家族ごとに異なるので実にバラエティー豊か! まさにウガンダの「おふくろの味」です。
基本食材はマトケとGナッツパウダー。それに豆を加えたり、牛肉、ホルモン、魚をくわえた豪華なものも見られます。でも私はタマネギ・ニンジン・ピーマン・ニンニクを加えたシンプルな塩味のカトゴが一番好きです。
とある日の我が家の夕食。左手前に盛られているがカトゴ。
マトケをジャガイモに置き換えれば日本でも味を再現することが出来ます。作り方はご想像の通りとっても簡単! いうならば、カレーライス用の食材に塩を加え、カレーを作る手順で煮込み、ルーの代わりにすったピーナッツの粉(水3に対して粉1の割合)を入れるだけです。
いつもの料理に退屈している方、ぜひお試しくださいね。
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