キッズパワー炸裂!ミュージックフェスティバル@アルア。
2014.08.24 up
優勝したアウィンディリ小学校の子供たち。本物のブブゼラと共に。
何事も歌って踊る文化を持つアフリカ人も「文化の衰退」を危惧して数年前から「文化保護のためのミュージックコンペ」を国全体で行っています。
二学期が終わった今月の初め、この街でもミュージックコンペがありました。先日は市大会があり、上位4校が熱いパフォーマンスを繰り広げました。
課題曲(ア・カペラ)、器楽演奏(伝統楽器使用)、創作ダンス、課題ダンス、伝統舞踊の5項目のパフォーマンスで競ったのですが、これが度肝を抜く迫力でして。
ドラムも木琴も竪琴もお腹の底に響くほどの迫力ある演技。リズムに合わせて体を揺らし、本当に楽しそうに演奏する様子は感動モノでした。
合唱はアフリカ人独特の「節(ふし)」があって味があります。
今年のテーマは「NOマラリア」。課題曲も課題ダンスもマラリアにちなんだものでした。
私のお気に入りは課題ダンス。蚊にふんした子供が蚊帳を使っていない子供たちを襲い、彼らはマラリアにかかり、学校を休まなければならなくなった…。一方で蚊帳をきちんと使っている子供たちは蚊帳に守られ健康を保っている…。そんなストーリーがアフリカ人らしいユーモアに味付けされて演技に組み込まれています。
反抗期真っ盛りで憎たらしいこともいっぱいしてくる子供たちですが(笑)、「みんな、本気でやれば出来るじゃん!」と、ちょっと彼らを見直したイベントでもありました。
あ、もちろん、演じた生徒たちは選抜されただけあって、普段からお行儀のいい子たちです。念のため、お伝えしますが。
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タグ:ウガンダ、教育
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