レンガの壁を人の大きさほどまでに浸食された人家。
とある日。近所で、家の壁を壊すかたわら、周りでは人々がはいつくばって何かを必死に集めている…という不思議な光景を目撃。「何事?」と近づいてみたものの、一瞬叫びそうになった衝撃映像が!
家を浸食したシロアリを捕獲…または収穫(?)していました。
壊された壁から無数のシロアリが湧き出、それを人々は集めていたのです!「女王アリを見つけるまで続けるんだ!」とみんな真剣。でも「今晩はごちそうだよ♪」と、どことなくみんなうれしそう…。そう、シロアリは“ごちそう”でもあるのです。
「オニャ」と呼ばれる別種の食用アリ。これで1000ウガンダシリング(35円)。
アリに含まれる天然の油が食材をおいしくするらしく、人々は干したアリを煮豆を作るときに入れたり、タマネギ、トマトと塩味で炒めて食べたり、生のアリをペーストにしてパンに塗ったり…と様々な形で楽しみます。干したアリは干しエビのような食感と味わいです。私も一口だけ味わったことがありますが、悪くはないです…よ。タコやイカを平気で食べるのに、アリにはかなり勇気がいりますね。まだまだ修行が必要だ…と思う経験でした。
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