メキシコのマネキンは「ボン！キュッ！ボン！」が主流、だとばかり思っていました。

　が、先日ショッピングモールで発見しましたよ「若い人用のプラスサイズ（太め）マネキン」！

　メキシコは堂々世界一の肥満体国。
　国民の３割以上が「肥満」という、なんともドスコイなお国柄。
　店先のマネキンはそのほとんどが「夢でしょ」という体形で、街行く女子達は軽く舌打ちをして眺めて行きます。

　そんなメキシコで、アメリカ系の人気おしゃれチープな服を売る店先にて、「現実的なサイズ」のマネキンがありました。
　むっちりと、でも「肥満」というよりは健康的に見えるサイズ。（と思うあたりが、在墨７年目の私の目がメキシコサイズに慣れた、ということでしょうか。）

　背丈は平均よりも高く作られていますが、着ているサイズはXL。
　大きめです。
　でも、このサイズがメキシコの平均に近い物だとうなずけます。

　常日頃、ダイエットはしたいものの美味しいものは街にあふれているし、それを妨害する「ママ」が家にはいるし。
　ダイエットは気にしつつも美味しいものの誘惑には勝てない女子達の「自分のサイズを愛してる」結果なのでしょうか。

　ちなみに、日本人女性の平均サイズはこちらではS以下。
　ほっそりしたみなさんはセール時に大喜びです。（SやXSは多く売れ残るため、セール時にはそればかりが売られているのです。）

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