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台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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台北モーターショーの様子

台北モーターショーの様子

 12月28日から1月5日にかけて、2年に1回の台北モーターショーが世貿中心(スーマオジョンシン)の第1会場で開催されました。私は1月1日に行ってきましたが、2年前とはちょっと違う光景を目にしましたので、今回はそれを紹介したいと思います。


フェラーリのブースより

フェラーリのブースより

 2013年の年末に入ったミハエル・シューマッハのスキー事故は、日本だけでなく、台湾でも大きく紹介されました。それを受け、彼が所属していたフェラーリのブースの外壁には、回復を祈る台湾のファンのメッセージがびっしり書き込まれました。

 フェラーリは高級車のイメージがあり、ブースも敷居が高い印象を受けましたが、この書き込みはその敷居が少し下がり、ホッとさせてくれたものでした。


モーターショーの華 コンパニオンを囲むアマチュアカメラマンや一般客

モーターショーの華 コンパニオンを囲むアマチュアカメラマンや一般客

 モーターショーの華といえば、コンパニオンの存在。

 フォトコンテストが行われたこともあり、ダンスショーやプレゼンのときは多くの人が集まりました。


日産のブースより

日産のブースより

 今回のモーターショーで目に付いたのが、ゲームを活用した実車体験コーナー。会場ではPS3のグランツーリスモ6が大活躍でした。

 上の写真は日産のブース。


ポルシェのブースより

ポルシェのブースより

 こちらはポルシェのブース。
 この他、メルセデスベンツのブースでも使用されていました。

 ゲームの技術が自動車産業を動かしたかのようにも見える光景には、ただただ驚きました。

 今回のモーターショーでは、どちらかというと日本のメーカーはハイブリッドカーの開発技術の高さを見せ、欧州などの海外メーカーはそのブランド力の高さを見せているような印象を受けました。しかし、日本製のゲームが海外の自動車メーカーのブースで市民権を得たかのごとく使用されているのを見ると、「日本のものづくりの技術はまだまだ捨てたものではない」ということを感じさせてくれます。

 モーターショーでありながら、1月23日に同じ会場で開催される台北ゲームショーに期待を持たせてくれるような、予想外のゲームの活躍でした。

*台北モーターショーのHP
http://autoshowtaipei.com.tw/


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  • 1 コメント

1 - Comments

かなやより:

2014 年 02 月 03 日 17:14:02

シューマッハへの台湾の皆さんのメッセージ、すごいですね。間近で見てみたい気持ちです。

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