銀座で芸術を通して日韓を考える
2014.04.15 up
小さな作品が集合しています。
先日、銀座にあるギャラリー、東京画廊に行ってきました。
こちらの画廊は、日本で最初に現代アートを紹介したとして知られている画廊です。今回、韓国の作家であるイ・ガンウさんというアーティストの方が4月26日まで個展をすることとなり、ちょっとご縁があったのでオープニングに参加しました。
作品は、人間の細胞を表現してあり、近づいてみるとビーズがあしらわれていたり、キャンバスにいろいろと加工がしてあって繊細できれいでした。パステルカラーなので春らしくて、見ていてさわやかな気持ちになりました。
オープニングでは、アーティストトークがあって、通訳の方が付いて説明していました。
その後にちょっとしたイベントがあり、韓国伝統楽器の演奏者、崔 栄徳(チェ・ヨンド)さんによる「チャンセナプ」という楽器の演奏がありました。チャンセナプはクラリネットのような見た目の楽器ですが、木管楽器と金管楽器の良いところを取ったとったような音色でした。
演奏する崔さん
高音がとても心に響いて、演奏をもっと聴きたいなと思いました。崔さんが「今、日韓の関係は良好ではありませんが、こういった文化芸術を通して、一般人レベルで少しでも2つの国の関係をよくできればいいなと思っています。」と言っていたのが印象的でした。美術や音楽は、言葉がなくても伝わる素晴らしいものだなと思い、素敵な春の一日を過ごせました。
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1 - Comments
かなやより:
2014 年 04 月 15 日 15:36:50
アートは国境を越えます。
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