カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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せっかくの3連休というのに、ラクロス観戦

せっかくの3連休というのに、ラクロス観戦

5月25日の前に来る月曜日は、カナダではビクトリアデーと呼ばれる祝日で、3連休です。首都のオタワでは花火が上がるほか、私の住む町では大きなお祭りもあるものの、学校に行く子どものいる私たちにとっては、スポーツのトーナメントがあり、忙しい週末です。

上の子がプレーしたアイスホッケー、娘がするラクロスともに、5月の連休にはちょっとしたトーナメントが開かれます。いずれもラウンドロビン方式で、グループ別に順位を決めた後、イリミネーション式の決勝トーナメントになるので、最終日の予定は前日まで分かりません。毎日1、2試合する上、試合の45分から1時間前には会場入りしていなければならず、会場に入り浸りとなります。

その理由の1つは、カナダは車社会であること。公共交通機関で会場に行くのは、バスの接続などがうまくいかないため、親が運転手として活躍します。子どもは試合前にウオームアップをしますが、親はコーヒーショップに行ったり、私たちのように散歩が趣味だと、最寄りの公園に出かけて散歩したり…とそれぞれ時間をつぶさなければなりません。


バーベキューパーティを開く家庭も多い

バーベキューパーティを開く家庭も多い

子どもがいない家庭、あるいは子どもがスポーツをしていない家庭の場合、5月の連休は絶好の行楽の機会です。私たちも子どもが小さい頃は、1、2泊で出かけていました。気候がよくなる時期なので、キャンプ場もオープンしますし、バーベキューパーティで友人同士、集まるという人も多いです。

みんな楽しそうに過ごしているのに、私たちは子どものトーナメントで大忙し。下手すると、週末なのに、朝7時からの試合のために、5時台に起きなければならず。「ゆっくり寝かせて~」とぼやくはめに。

…という私たちの5月の連休ですが、そろそろ変化がやってきています。上の息子は去年で、このトーナメント年齢を卒業してしまいました。娘も来年は進学準備があるので、ラクロスを続けるか悩んでいると言います。

「うちもトーナメントさえなければ、どこかに出かけるのになぁ」と、ぼやき続けたこの10年ほど。いざ自由になると、初年は手持ち無沙汰になりそうです。





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