バンクーバーでは毎夏、２ー３回、熱波に見舞われるものの、通常は太陽の元では暑くても、日陰に入るとひんやりとして過ごしやすいというのが一般的です。

そのため、扇風機だけで、冷房がない住宅がほとんどで、熱波のときの過ごし方といえば、バルコニーか地下室の利用になります。

一番、人気があるのは、ベランダやパティオ、庭、バルコニーに置いてあるテーブルで過ごすという方法でしょう。特に夕方になると、気温は下がり快適です。秋から冬にかけて、バンクーバーは雨が多く、うっとおしい日が多いため、私たちも含めて、夏こそ屋外で！という人がほとんどのように思います。

暑い時期には家の中で料理をせずに、どのお宅でもベランダに置いてあるバーベキューセットで、お肉や野菜を焼いて、そのまま外で食べます。

しかしながら、昼間はベランダも日が当たり暑い…ということで、逃げ込む先はベースメントと呼ばれる地下室です。

地下室といっても、バンクーバーでは半地下が多く、適度に日も入ります。一方、たとえば熱がこもる２階の部屋と比べると３度ぐらいは気温が低くなりますので、暑いときに逃げ込む場所となっています。

地下室に作る部屋といえば、テレビを見たり、ビデオゲームで遊ぶメディアルームが定番のひとつ。のんびり過ごすのがバンクーバー流です。

レポーター「西川 桂子」の最近の記事

• カナダで増える安楽死
• 大麻合法の国、カナダ
• 気軽に訪れることができる米加国境に注意！

「カナダ」の他の記事

• カナダで増える安楽死
• 大麻合法の国、カナダ
• 気軽に訪れることができる米加国境に注意！