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インド:ムンバイ

及能 直子(きゅうの なおこ)

2009からヨハネスブルグ(南アフリカ)に滞在ののち、
現在、インド ムンバイに居住中

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試合翌日の新聞。日本チームのことを「a Japanese rugby tsunami」と表現されていました。

試合翌日の新聞。日本チームのことを「a Japanese rugby tsunami」と表現されていました。

この結果を誰が予想したでしょうか。ラグビーワールドカップの予選グループリーグで、9月19日に南アvs日本の試合が行われ、34-32で南アが日本に敗れるという大波乱が起こりました。日本でのラグビーの競技人口や人気は、野球やサッカーに比べて目立たない存在ですが、南アではラグビーは国民的スポーツで、特に白人には絶大な人気のスポーツです。現在世界ランク3位の南アチーム(通称スプリングボックス)は2007年以来の優勝を目指しており、同15位の日本チームに勝利するのは間違いないと誰もが信じていたと思います。


ところが、なんと日本の勝利!!私もオンタイムで試合を観戦していましたが、最後の日本チームの逆転劇には鳥肌が立つほどの興奮でした。ちなみに日本チームの勝利は、1991年のジンバブエ戦以来(しかもワールドカップではこれまでその1勝のみだった)で、しかも強豪南アに勝利ということで、日本のファンは大喜びだったことでしょう。
「奇跡」の勝利のように思われますが、試合前から日本は南アのディフェンスの癖を研究し練習を繰り返していたとのことで、奇跡ではなく「努力」と「実力」で勝ち取った勝利だったと思います。観ているこちら側が、勇気をもらいました。
試合が終わった瞬間に南ア人の知り合いから「おめでとう!」の電話がかかってきて日本チームのプレイの素晴らしさを称えられましたが、南アの敗北には信じられないといった様子でした。
南アの敗北は、南ア人にとって相当なショックだったようで、もうはや監督の解任論が浮上してきているほどです。

同じ予選グループリーグに属する南アと日本は、今後それぞれ予選3試合が残っています。グループリーグの2位通過までが決勝リーグに進めます。
まだ予選なので、南アは気持ちを切り替えて残りの試合に集中し、予選突破することが大事です。日本チームも同様に、南アとともに予選突破ができることを期待しています。
がんばれ、日本と南ア!





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