台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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漫画家の陳某(チェン・モウ)

漫画家の陳某(チェン・モウ)

 前回は全体像について紹介しましたが、今回は一歩踏み込み詳細について紹介します。

 上の写真は、香港の漫画家・陳某の記者会見の様子です。
 かつては、メディアファクトリー社がダヴィンチの増刊号(2005年3月28日発売)「コミック三国志マガジン」に、火鳳燎原(フォーフェンリャオユエン)が掲載されたこともあります。火鳳燎原の連載は今年で15周年、ということで高雄でのサイン会、記者会見の流れになりました。

 記者会見では、作品に関する思い入れ、裏話などを語り、日本の三国志漫画では「横山三輝の『三国志』に影響を受けた」と話しました。

【参考】
amazonのサイトより
https://www.amazon.co.jp/ダ・ヴィンチ5月号増刊-コミック三国志マガジン-天下三分之計号-雑誌/dp/B00080SALS?ie=UTF8&*Version*=1&*entries*=0


高雄でも落書きコーナーは健在

高雄でも落書きコーナーは健在

 これまで紹介してきた落書きコーナーは高雄でも設置されていました。

 ちなみに、その内容は……


日本語もあります!

日本語もあります!

 台北ほど充実しているわけではありませんが、日本語の落書きは健在でした。
 
 これを見ると、日本語が今の台湾の社会にがっつり浸透しているのが分かるような気がします。


知多娘。のブースより

知多娘。のブースより

 高雄で健在だったのは落書きだけではありません。
 知多娘。も健在でした。

 ブースでのミニライブでは、台北同様、多くの人がブースを囲みました。


スタンドの人影に注目

スタンドの人影に注目

 知多娘。以外にも、ローカルアイドルのLittle AKIBAもブースと特設ステージでライブを行っていましたが、少々心配になることもありました。

 一部の熱狂的なファンは、最前列辺りでダンスなどの応援パフォーマンスをして、盛り上げていますが、その彼らが振り付けの練習中、ステージに設置された照明の柱にぶつかり、照明が揺れ、倒れそうになりました。
 少し心配になりましたが、特設ステージでLittle AKIBAのライブが始まってから、アイドルのライブと同時に彼らの応援パフォーマンスも始まりました。それと同時間帯にすぐ近くにある知多娘。のブースでもミニライブが始まり、両方の声援が最高潮に達した時でした。
 上の写真のスタンド席のところに人影が見えますが、会場管理者の方が様子を見にきていました。その表情は鉄仮面とも言えるくらい無表情で、冷めた感じで両方のステージを眺めていました。

 会場で盛り上がるのは結構ですが、トラブルや不測の事態が発生した場合、各団体のブースの貸し出し、更にはイベントの開催にまで影響が及ぶ可能性があるので、周囲に迷惑が及びかねない行為は慎んでいただきたいものです。

 この次は、8月11~16日に開催予定の漫画博覧会。
 どんな光景が見られるでしょうか。


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