スイスの日曜日は店が殆ど全部閉まってしまうため（一部観光地などは除く）、あまりに暇ですることがなく、結局近隣の村や町までドライブへ行く…ということがほとんどなのですが（苦笑）、そんな日曜日の楽しみの一つに、＜サンデーブランチ（Sunday Brunch）＞があります。
そこで家族や仲良しの友達と共にブランチを楽しみながら、何時間もしゃべりまくるのも、日曜日の一つの過ごし方となっているように思います。

　サンデー・ブランチはフランス語圏・ドイツ語圏関わらず、多くのカフェ・レストランで食べられるので、年に数回はこういったブランチでのんびりと日曜日のお昼を過ごして、ゼイタク気分（？）を味わっています。
　　
　ブランチの内容は、これまた色々で「二度と来るか～」というところから「また来たいなあ♪」というものまで、と差が大きい印象があります。たいていは、数種類のパンやクロワッサン、ハム、サラミ、スイスのチーズ、エッグ料理、フルーツ、そしてコーヒーやオレンジジュースなどのドリンクが定番といったところでしょうか。高級ホテルですとお寿司やシャンパンなどのアルコール、海鮮料理のような高級食材をふんだんに使ったお料理が出たりもするのだとか。

　さらに気になるスイスでのブランチのお値段も、当然レストランによって様々ですが、なにしろ物価の高いスイスなので、日本の高級ホテルのランチバイキング並みの値段な所も結構あります……。
　
　とはいえ、私が今まで行ったブランチのお値段はだいたい30-45スイスフラン（約3000-4630円）の範囲なので、たまの楽しみとして許される額でしょうか。

　最近行ったサンデー・ブランチは、私のお気に入りの一つ。在住する州フリブールの州都フリブールにあるカフェのブランチなのですが、酪農業が盛んな州なだけあり、新鮮な素材を使った手作りのパン、ジャム、ハム、卵や採れたて野菜・フルーツたちと一緒に楽しむことができるのです。
とても手の込んだケーキやタルトなどのデザートも充実しているので、いつも人気があります。

スイス名物のチーズフォンデュやラクレットも大好きですが、こういったスイスのサンデー・ブランチもスイスの食生活を垣間見ることができるので、おススメですよ♪　

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