台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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学校の正門より

学校の正門より

 これまで、高校の学園祭を何度か紹介してきました。いずれも男子校か女子校で偏っている感がありました。今回は、男女共学校の台北市立大同高級中學(以下、大同高中)の学園祭を訪問しました。

 以下、紹介していきます。

 


開会式の様子

開会式の様子

 到着した時には開会式が始まっていて、上の写真の状態でした。開会式終盤から雨が降りだし、カメラを保護しながらの撮影でした。


中等部のクラスで販売されていたマシュマロケーキ

中等部のクラスで販売されていたマシュマロケーキ

 大同高中は高等部と中等部が併設されています。園遊会は、高等部が中心で、中等部は2クラスが行った程度。準備などを考えると、生徒の保護者らの協力は不可欠なので、仕方がないところです。

 その2クラスの中の1クラスでは、上の写真のマシュマロケーキや紅茶などのドリンクが売られていて、それを英語で注文しないと出てこない方式をとっていました。ただ、接客は中学生で不慣れな部分も多いことから、徹底されず、どうしていいか分からなくなってしまった生徒もいました。


初恋の味

初恋の味

 こうしたイラストも高校生ならではでしょうか。


園遊会定番の焼きそば

園遊会定番の焼きそば

 見ていて一番目を引いたのは、高校生たちの調理技術。手つきは、これまで訪れた学校の中で一番安定していて、不安を抱かせないほどでした。味付けは「改善の余地あり」という感じでしたが、それでも安心して食べられるものでした。

 この点を担当の先生らに聞いたら、「(男女ともに)家庭科の調理実習でしっかりやらせていますからね」と自信に満ちた一言が返ってきました。

 事前に家庭などで練習したのかもしれませんが、生徒たちが料理する姿、手際の良さは、私自身、料理が下手なだけに頼もしく映りました。


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