ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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白い枕をスクリーンしたデジタル作品「まくら」

白い枕をスクリーンしたデジタル作品「まくら」

国際的なアートの祭典カトマンズトリエンナーレの正式オープニング当日。
会場となったタラガオンミュージアムには、造形、デジタル、クラフト、絵画などさまざまな作品が展示され、学生をはじめたくさんの人が鑑賞に訪れました。


誰でも参加できるステンシルコーナー

誰でも参加できるステンシルコーナー

会場では、ステンシルでのメッセージボードの作成、アート交換掲示板など、気軽に参加して楽しめるコーナーも用意され、ユニークなアートに触れるよい機会となりました。


出稼ぎ労働者の現実はネパールの大きな社会問題

出稼ぎ労働者の現実はネパールの大きな社会問題

祭典のスローガンは「The City: My Studio / The City: My Life 」。カトマンズの町やこの地に住む人々を題材にしたものが目立ちました。
道路工事や建設現場で働く人々の服装とひつぎを再現したものやカトマンズの地図を切り絵のように立体的にしたもの、ネパールの家族や社会が独自の手法で表現されていました。


山岳部の子どもたちのカラフルな作品も

山岳部の子どもたちのカラフルな作品も

中でも中国のコンテンポラリーアーティストが手がけたビスケットやカップケーキの曼荼羅(まんだら)の中に、お菓子でつくったカトマンズの町があり、夢のあるアートに歓声が上がりました。主催者の合図で一斉に食べられ、何日も掛けて製作して、一瞬で川に流される砂曼荼羅のようなはかなさを思わせるものでした。


街中の壁画のクオリティーも高くなってきていて、カトマンズがアートの街として国際的に認識されるようになってくるのでは?と思っています。


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