独立記念日が終わり、チリにも春がやって来ました
2017.10.02 up
50センチ以上はありそうな独立記念日名物のアンティクーチョ
みなさんこんにちは。私が住んでいるサンティアゴは、ずいぶんと春の気配が漂ってきました。9月18日はスペインからの独立を祝うチリの独立記念日で、9月16日から19日にかけてあちこちで、パーティーが行われました。この期間は街の至る所が休みになり、スーパーや大型ショッピングモールなども休みになるので、国民全員が国を挙げてパーティーで盛り上がります。
チンチネロと呼ばれる踊りを踊りながら太鼓をたたく人々。世襲制のチンチネロは子どもも親に習ってパフォーマンスします
そんな中、先日私たちはサンティアゴで一番大きいパルケオヒギン公園のパーティー会場へ行ってきました。大きな公園にたくさんの屋台が広がり、パーティー会場の中心には大音量でクゥエカと呼ばれるチリの音楽が流れていました。
独立記念日には子どもたちはひらひらなドレスを着て楽しみます
私たちはまず50センチ近くある超巨大な串焼き(アンティクーチョ)を食べながら、公園の芝生に座ってのんびりと音楽を楽しんでいました。しかし、チリの独立記念日といえば、クゥエカの音楽に合わせて白いハンカチを振り回して踊り、ミートパイのようなエンパナーダや超巨大な串焼きを食べ、ビールを飲んで酔っ払うのがチリ流の楽しみ方です。
ホンダと呼ばれるコンサート会場は夜が深まるに連れて盛り上がりを増してみんなで一緒に踊りまくります
小さな子どもを連れた家族や、若いカップル、それにお年寄りまで本当に幅広い人たちが交じり合ってその日を楽しんでいました。チリは日本と違って階級社会で、貧富の差がとても激しく、それぞれの階級が決まった地域に住んで階級を超えた付き合いがなかなか無いような雰囲気があります。しかし、独立記念日は特別いろいろなタイプの人が交じり合ってみんなで楽しむという感じがしました。
独立記念日が過ぎた後は、いつも温かい春がやって来ると言われています。今年も気持ちいい春が始まりました。
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