フランスの高校社会科
2018.06.05 up
エミリーちゃん(右端)とエミリーちゃんの家族
5月初め、剣道仲間のエミリーちゃんが、おうちで「トゥルーズおかえり!」パーティーを開いてくれました。
エミリーちゃんは私と同い年、剣道好き、アフリカ滞在経験あり。教育経験者といった共通項が多く、初めて竹刀を交わした日から意気投合。3人の子のお母さんで、高校社会科の先生でもあります。
今回はエミリーちゃんに聞いたフランス高校地歴の勉強や試験について紹介します。どうやらフランスの社会科は、「暗記でなんとか切り抜ける」暗記科目ではないみたいです。〇〇について、あなたの考えを述べよ…といった応答を長時間にわたって口頭・記述で聞かれるそうです。
お庭
例えば「西南戦争が後の世に与えた影響について、自身の考えを記述せよ」といったところでしょうか。「西南戦争=1877年、西郷隆盛、日本最後の内乱」以上…では終わらないのが、フランスの地歴科。
エミリーちゃんの子どもたちとトランポリン
そもそも社会科は暗記ではなく、自分の頭で考え、まとめ、議論を交わし、自分の論法で相手をやっつけるかが大事なのだとか。
そりゃぁ、フランス人が議論好きなのも分かるなぁ。
エミリーちゃんの子どもたちからもらったプレゼント
エミリーちゃんの17歳の生徒たちは、第1次世界大戦をテーマに自分たちでビデオを作っていました。ビデオ制作が宿題になるあたり、日本人が想像する社会科を超えています…。
フランスの教育、なかなか奥が深いです。
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タグ:勉強
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