フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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 米トランプ大統領は昨年12月、エルサレムをイスラエルの首都と認定、先月5月にテルアビブにあった大使館をエルサレムへ移転しました。

 フランスではどのように受け止めているのか周囲の人に質問してみました。
ですが、フランスでは宗教・政治が絡む問題への発言はタブー視?! コメントを控えたいという方が予想以上に多かったです。

 それでも、数人の方の意見を得ましたので、以下に記させていただきます。


 ●それは長い歴史的背景からすると発展とも言えるが、イスラエルの首都は、エルサレムでは無くテルアビブです。米国は、すべての国連決議の反対を押し切り、テルアビブから大使館をエルサレムに移した。イスラエルとEUの国際社会に対する政治的挑発である。現在の状況では、それはほぼ戦争行為で、イスラエルはイランを攻撃しかねず危機的状況が加速すると思う。


 ●トランプ氏の決定は危険であり、パレスチナ人にとってはエルサレムが首都でもあるため、パレスチナでは、さらなる暴力を引き起こすと私は思う。 イスラエルに対するトランプの無条件支援は、平和のプロセスをさらに抑制するでしょう。


 ●すべての国の大使館が首都にあると思うが、米国がエルサレムに彼らの大使館を移動するのは普通だ! これは私の意見です


 ●個人的には、私は1948年のイスラエル国家の創設に反対していました。なおのことテルアビブからエルサレムへの首都移転に反対しています。ユダヤ人は、異なるホスト国社会に非常に溶け込んでいる人々です。 彼らは自分の国を持つ必要はありませんでした。 私はアルジェリアのピエ・ノアールです。
アルジェリアから追い出された時、私たちは自分たちのために世界のどこかにピエ・ノアール国家をつくったりせず、誰もが自分で選んだ国に行きました。 ドナルド・トランプ氏の決定は、中東に火と血をもたらす以外の目的を果たさないアラブ人へのもう一つの挑発であり、次の米国政府がこの愚かな決定を却下することを願っています。


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