臭くてかなわんミツバの正体
2018.05.08 up
岡山県の北に位置する新見市。春になるとたくさんの山菜が収穫できます。
フキノトウ、タラノメ、ウド、ワラビ、ゼンマイ、コゴミ、ヨモギ、ツクシ…。3月下旬から4月まで、実にたくさんの山菜を味わいました。
それらのほとんどが、ご近所さんたちが山で取ってきたもの。さっき取ってきたばかりという新鮮な山菜もあるし、アクを抜き、味付けした後、持って来てくださる方もいます。
春の訪れをかみしめている4月中旬、親戚のおばちゃんから電話がありました。「新庄村にある道の駅で、臭いミツバを間違って買ってしまった。料理方法が分からんし、食べる気にならない」と相談を受け、その奇妙なミツバを頂くことに。
奇妙なミツバの正体は、東南アジアの料理でおなじみのパクチー。確かに臭いがきつく、好き嫌いが分かれる葉っぱです。
セリや春菊、サンショウ、葉ワサビなど独特の臭いがする葉はたくさん存在していますよね。それらは、山菜同様、アクや癖があったとしても、日本古来から食生活に取り入れられてきました。一方、パクチーとなるととたんに「臭くてかなわん…」のです。
私は東南アジアの料理が大好き。特にパクチーをたっぷり使ったベトナム料理フォーは大好物です。せっかく頂いた新鮮なパクチーを無駄にしてはいけない!と思い、その日のうちにパクチーたっぷりのフォーを作りました。ご近所さんから頂いた新鮮なシイタケも入れ、岡山のパクチーでベトナムフォー何て、とってもおいしい組み合わせ。
88歳のおばあちゃんにとっては、やはり臭くてかなわん葉っぱに変わりなかったのですが…。とにかく、おいしく頂き満足です。おいしい山菜や野菜をいつもお裾分けしてくださる、ご近所さん、親戚の皆さん、ありがとうございます。
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タグ:香草
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